「楽しいをつなげよう 2016」Scratch×センサーボード×ドミノのレポート
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「楽しいをつなげよう 2016」Scratch×センサーボード×ドミノのレポート

2016/7に三重県津市で開催したセンサーボード×モータ×ドミノを使った子ども向けプログラミングワークショップ「楽しいをつなげよう」の様子。

夏休み=工作っぽい何かと思い、昨年に引き続きセンサーボード(NanoboardAG)、Scratch、ドミノを使って参加者同士が「つながる」をテーマにワークショップを行いました。

来ていただいた人数と年齢

今回のワークショップには物理的なボード(NanoboardAG)が別途必要なため、数年間寄付で少しづつ増やしているボード15枚以上の方の参加は、残念ながらできません(ご支援頂いた企業は、ページ最下部に記載してあります。ありがとうございます)。

多数の申し込みを頂いたのですが、キャンセルは少なめで結構な人数の方が参加できず、最終的に小3~6年生の15名が参加しました。

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過去にワークショップに参加した兄妹で女の子も比較的多かった

やったこと

昨年おこなった「楽しいをつなげよう 2015」は参加者の満足度も非常に高く、やっている方も楽しかったので、これを再度おこなうことにしました。ただ、幾つか改善点があった&全く同じことをするのは寂しかったので、隣につなげる部分をビー玉を使うように変更。

若干プログラミング要素は少ないのですが、ドミノが倒れたことを検知する、画面の絵をアニメーションさせる、モーターをまわすの3点をScratchを使ったプログラムで制御します。

 

動きの流れ

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  1. 各自 数枚のドミノを並べる(上図 左側)
  2. 最終ドミノの下にはアルミテープが貼ってある
  3. 最終ドミノの下部に銅板×2が貼ってありセンサーボードへ接続(抵抗Aへ接続)
  4. 2を3の上に乗せ、通電状態にする
  5. ドミノが倒れ最終的に2が倒れ、センサーボードの抵抗値が変わる
  6. 5の状況を関知すると、子ども達が書いたボールが画面の中を転がる(Scratchプログラム)
  7. ボールが画面の端の絵のドミノに触れたら、ScratchからボードにつながったモーターをONに
  8. モーターに乗せたビー玉が転がり隣のドミノを倒す
  9. 1へ
  10. ゴールはNanoboardを使ってニクロム線を熱くし、大きな風船を割る

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ドミノにアルミテープを巻き、銅板の上にのせる

ドミノにアルミテープを巻き、銅板の上にのせる(通電)。倒れると電気が通らなくなる。

風船を割る装置

風船を割る装置(Scratch×Nanoboard×ニクロム線)

今回のワークショップは「スクラッチでピタゴラ装置を作ろう by OtOMO」、「Physical-Digital Chain Reaction using WeDo Robotics with Scratch (MIT Scratch Team)」にヒントを得、作成しました。OtOMOの方は光センサー×LED、MIT Scratch Teamの方はLego WeDoの距離/傾斜センサー/モーターを使っています。公開ありがとうございます。

ワークショップの流れ(初心者・未経験者)

  1. Scratchの基本ブロックと操作説明
  2. Scratchでセンサーボードをどう使うのかの説明
  3. 工作
  4. 3と連携させるプログラムの作成(ヒントを見ながら)
  5. 試行錯誤(工作。主にドミノとモータ部分の調整)
  6. リハーサル

青柳さん講師のものと進められました。僕がやるときと比べてみんな笑顔が沢山で悔しい。参加者同士の交流も沢山されていた気がします。詳しい流れはあんまり見ていなかったため分かりませんが、やはり若干時間的余裕は少なかったように感じます。

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ワークショップの流れ(経験者)

  1. Scratchでセンサーボードの値がどう取れるのかの説明
  2. 完成作品の提示→これを見ながら試行錯誤でやってみよう(プログラム)
  3. 完成作品の提示→これを見ながら試行錯誤でやってみよう(工作)
  4. リハーサル
  5. 本番

経験者とは言えレベルには差があるため、2に関しては参加者によって見ただけでできる子も居れば、そうでない子もいます。ヒントやできた子に教えてもらいながら進めていきました。

また、経験者に関しては通しのリハーサルを何度(恐らく4回くらいした)かやる時間的余裕があったのですが、ドミノとビー玉がいつも同じように転がるわけでは無いため、3回目以降のリハーサルはあまり意味がなかった(それほど精度が上がるわけではない)かなぁと感じました。どうすればドミノが上手く倒れるかのヒント(私も知りませんが)やノウハウ共有が無かったからかなぁ。

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サンプルを見ながらやってみようの図

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今回の書籍コーナー

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全体像はこんな感じ

子ども達の反応

内容的に隣とのコミュニケーション無しには作れないため、(頻度は個人差がありますが)皆が隣と協力しあって自然と話し合い良い感じに進めて行けていました。物理的なものをパソコンを使ってあれこれするのは、単にPCの中だけで何か作るよりも子どもたちには楽しそうです。

ただ、ドミノを倒す部分に関しては同じように並べても上手く倒れる時と倒れない時があり、その部分の精度を高めて時間は取れなかったのが残念です。

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結果

動画を御覧ください。

残念ながら上手く倒れなかった所が多かったのですが、なんとか今年も「楽しいをつなげよう」にはなれた..のかなぁ。

風船が割れた時の写真

風船が割れた時の写真

最後に

今回のような物理的(工作)なものをPCで制御するワークショップは、工作・プログラミングどちらにも時間がかかってしまうので未経験・初心者ではどうしても時間が足りず色々と難しい部分があります。

ただ、キットで絶対に成功する何かを渡してもこんな風には盛り上がらないだろうなぁとも思うので、どこで時間短縮をし、どういう部分を持って返ってもらうのか(家でも何かしらの続きができるような内容)をもう少し改善したいです。

Scratchに関してはテレビ番組や書籍も増え、家でもくもくとプログラムを作ることもできますが、こうやって皆と一緒にやるのも別の楽しさがあるので、リアルの場で ワークショップをしている意味もあるのかなぁと。

初心者向けの講師をしてくれた青柳さん、サポートしてくれた松浦さん、白井さん、平岩さん、水野さん、ドミノをたくさん並べてくれた拓郎くん、twiiterで実況してくれた阪さん、風船割れる装置やドミノ倒れ検知を作ってくれた山下さん、いつも素敵な写真を撮ってくれるメグーと西村さん。そして、沢山の笑顔を見せてくれた参加者のみなさん。どうもありがとう。次回は秋の予定です。

メンバーの方のブログ

今回も3人の方がワークショップに関してブログを書いてくれています。違った視点で書かれていますので、気になった方は是非。

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