「朝日町の東海道の歴史とプログラミングを学ぶ」子ども向け プログラミングワークショップのレポート

「朝日町の東海道の歴史とプログラミングを学ぶ」子ども向け プログラミングワークショップのレポート

2018/12に三重県朝日町で開催した、”東海道”をテーマにした「朝日町の東海道の歴史とプログラミングを学ぶ」の様子。

主催は朝日町、LittleCoderMieは講師という形で、朝日町をはしる東海道をテーマにした作品をScratchで作りました。

来ていただいた人数と年齢

朝日町の小学生の方 優先で募集しました。9~11歳が中心の23名参加(女の子は3割くらい)。内5名が町外の方でした。

朝日町の小学校(町内には1校のみ)に募集チラシを配っていただき、朝日町報にも載せていただいたようです。

やったこと

まず最初に朝日町の方から5分程度 東海道の説明をしていただき、スクラッチキャットからの”お願い”という形で「むかしの東海道を歩いて名物はまぐり食べ、いまの東海道を歩いて町のマスコットキャラクター アーミンと仲良くなって、未来をいい感じにしてほしい」と言う内容で、マウスで操作する落ち物系のゲームを作りました(Scratch 2.0 Offline Editorを使用)。

一つ一つの難易度は高くありませんが、マウス操作、座標、メッセージ、変数、お絵かき とそれなりに盛りだくさんの内容。

また、最後には希望者の参加者に前で発表をしてもらいました。子どもたちの描く未来は 明るいものも、そうでないもの入り混じって面白かったです。

東海道の昔(はまぐりをとる)

東海道の今(キャラと仲良くなる)

未来(考えてもらう)

子どもたちの反応

参加者の9割は未経験者&内容が盛りだくさんだったため、若干詰め込み感があったのですが、事後のアンケートでは全ての参加者の満足度が高かったです。「東海道への理解が深まったか?」に関しては95%が「はい」が付いており、大人の事情的にも良かったよかったの結果でした。

いつもより少し長く約3時間のワークショップだったため、少し長く感じた方が多かったようです。時間が長い場合は、こまめに休憩を入れないと疲れてしまうかなという所が反省点です。

ワークショップとしての反省点

今回、ベースとなる画像が入った元ファイルや発表用の作品は会場でUSBメモリを使って配った/回収したのですが、最近のMacBookにはUSB-Cしか無くコピーできなかったり、WindowsでもUSBの口が1つしか無くマウスで専有されていて使えないなど、少し苦労しました。

事前にインターネットで必要なファイルは配っておいたり、Type-C→Type-Aへの変換を持っていかないとまずい&Type-Aの口があること前提のワークショップ(センサーボードの接続など)は気をつけないとまずいなぁと感じました。

今どきのノートPCのUSBはType-Cのみの図

最後に

夏のワークショップが台風で中止になったため、久々におこなった今回のワークショップ。参加者の方には楽しんでもらえたようで良かったです。

打ち合わせ&内容を作ってくれた阪さん。朝日町の矢野さん、松尾さん。サポートしてくれた天野さん、平岩さん、水野さん、山田さん、石川さん、新川さん、そして参加してくれた子どもたち。どうもありがとう。

メンバーの方のブログ

今回の講師/事前準備諸々を担当した阪さんの記事。開催の背景、より詳しい内容が書かれています。

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